研究概要
JaCALSでは、私たちの理念にご賛同いただき、一日も早いALS治療の確立を目指す医療関係者の方々に、当研究へのご協力をお願いしております。
研究概要について
研究題目:
日本におけるALSの自然歴の前向き調査、および関連遺伝子の採取
目的:
日本におけるALSの自然歴の前向き調査、および関連遺伝子の検索
対象疾患:
筋萎縮性側索硬化症 (ALS)
プライマリーエンドポイント:
- 死亡
- 永続的な人工換気導入(統計解析上のエンドポイントであり、人工換気導入後の症例も登録可能です)
セカンダリーエンドポイント:
- 経管栄養導入
- 胃瘻造設
- 間欠的非侵襲的換気補助(NIPPVなど)導入
- 気管切開
- 発語不能
- 嚥下不能
- 上肢機能廃絶
- 独立歩行不能
- 独力で寝返り不能
目標症例数:
3000人
研究協力施設:
全国37施設(2022.5現在)。今後、全国50施設程度に拡大の予定。
研究期間:
症例登録期間:2006年1月~2025年3月
症例選択基準:
ご本人にALSであることが告知されている、すべてのALS患者様
症例除外基準:
特にありません
研究のフロー概略
1年に一度、担当医により診察、臨床情報の更新を行います。また、3ヶ月ごとに、他の担当者(臨床研究コーディネーター:CRC)より現在の患者様の生活状況などを電話にてご質問させて頂きます。
患者様の遺伝子採血を行います。またご家族の方に、ご同意いただければ正常コントロールとしての遺伝子採血もお願いしております。
研究情報の取り扱いについて
収集された臨床情報および遺伝子情報は、愛知医科大学にて厳重に保存されます。